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叱るよりも…!? 学校での「わが子の問題行動」に親がすべきこと

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わが子の問題行動を園や学校の先生から報告されたら、まずは驚いてしまう方が多いでしょう。でもそんなときに、ただ頭ごなしに叱るのは、よい方法ではないようです。今回は、お母さん向けのコーチングをベースとした講座『ママイキ』講師の山﨑洋実さんのお話を基に、お子さんが問題行動を起こしたときの対応方法についてお伝えします。

先生から問題行動を伝えられたら

ふだんはやさしくて落ち着きのあるわが子。それなのに、幼稚園や保育園、学校の先生から「おたくのお子さんが、今日、お友だちを蹴ってしまったんですよ」などという報告を受けたら……。

ショックを受けるお母さんは多いのではないかと思います。事実を受け止める以前に、何となく「あなたの躾がなっていないからですよ」とか「愛情不足じゃないですか」と、とがめられているように感じてしまうこともあるでしょう。

ですが山﨑さんによれば、そんなとき先生たちは、決してお母さんを責めようとしているわけではないとのこと。あくまで、事実を報告しなければならないから話しているだけなのだそうです。だから、必要以上に落ち込まないことが肝心です。

それは、自分が落ち込んでしまうと、ついいきなり「どうしてそんなことをしたの!」とお子さんを頭ごなしに叱ってしまいかねないからだそう。先生たちは、お母さんを責めているのではなく、事実を伝えているのだということを冷静にとらえるようにしましょう。

そのとき親にできること、すべきことは…

山﨑さんによれば、先生から子どもの問題行動を伝えられたときは、どうしてその行動をしたのか、子どもの気持ちをよく見てあげることが大事なのだそうです。

子どもが、ふだん怒らないようなことでイライラしているようなときは、園や学校で、毎日がんばりすぎてしまって、ちょっと疲れているのかもしれません。実はお子さんは、そんなことをアピールしている可能性があるのです。

もし、その問題行動がイライラした気持ちの表れであるのだとすれば、お子さんのその気持ちを認めて、丁寧に扱ってあげるのがよいそうです。

子どもにどんな声をかければよい?

では、具体的にどんなふうに接するのがよいのでしょうか。お友だちを蹴ってしまった場合を例にご紹介します。

たとえば、「疲れてイライラして、ついやってしまったんだね」とか「悔しくてやってしまったんだよね」などと、まずはいったん、その気持ちを認めてあげる、というのがよいそうです。その上で、「でもそういうときは、言葉で言えばいいんだよ」などと教えてあげるのです。

もちろん、お友だちを蹴るのはいけないことですから、その行動はよくないこと、そして疲れている気持ちを発散するためには違う方法があることを、同時に教えてあげることも大事です。

子どもなりのアピールに気づいて!

園や学校でがんばっていて疲れが出てしまう子どもの中には、家でちょっとしたことでたくさん泣いたり、お母さんに甘えたり、ということがあるかもしれません。

実は子どもは、そうやって、がんばりと甘えでバランスをとることがあるのだそう。泣いたり甘えたりも、子どもなりの発散やアピールなのです。

これを無理に止めれば、バランスがくずれてしまいます。なので、こうした行動には「いい加減に泣くのをやめなさい!」などと言って無理に止めたりせず、お子さんなりのアピールなのだと認識しながら見守るのがいいそうです。

子どもは、発散ができて、アピールに気づいてもらえれば、気持ちの切り替えが早くできるとのこと。ちょっと忍耐が必要かもしれませんが、どっしり構えて見守ってあげるのがよさそうですね。

いかがでしたか。子どもの行動の表面的なことにとらわれてしまうと、そこに隠された本当の気持ちを見失ってしまうことも。ただ頭ごなしに叱っても、気持ちを丁寧に扱ってもらえなかったら、また同じことを繰り返す可能性があるでしょう。

行動の背景に何があるのか、園や学校の先生では気づくことができなくても、お母さんなら気づける可能性があります。もちろん「暴力はいけないことだよ」と、やってはいけないことはきちんと教えながら、子どもをしっかりと見守って育てていきたいですね。

 

【取材協力】

※ 山﨑洋実・・・旅行代理店、大手英会話学校に勤務。結婚退職後、コーチングを体系的に学ぶ。2004年、ママ友達向けに講座をスタート。コーチングをベースとした『』講師として国内外で活動を続ける。企業研修も行うほか、メディア出演も多数。近著に『苦手な人が気にならなくなる本 戦わないコミュニケーション』(日経BP社)。公式ブログは『』

2017/8/23 Nilights掲載

執筆/川口沙織

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